あの、マライア・キャリーさんがこの度、初めての告白をしたのです・・・。
長年にわたり、双極性2型障害を患ってきたことを米ピープル誌のインタビューで初めて明かしたのです!
双極性2型障害とは、躁うつ病と抑うつを繰り返す心の病気であり、大変辛いものであることは言うまでもありません・・・。
双極性2型障害とはどんな障害?
双極性障害は、一般的には「躁うつ病」という名前で知られています。
なんだか「うつ病」に似ていますが、両者はまったく違う病気なのです。
なので、治療薬も違うのです・・・。
うつ病は単極性うつ病ともいい、気分が落ち込んだり、やる気がなくなったり、眠れなくなったりといったうつ症状だけがみられますが、双極性障害はうつ状態と躁状態または軽躁状態を繰り返す病気なのです。
今回、マライアさんは『2型』というこのですよね!?
双極性障害には1型と2型があります。
2型の軽躁状態は1型の躁状態に比べて、症状が軽く、社会的な問題も少ないので、双極2型障害は双極1型障害よりも軽い病気だと思われがちですが、そうではありません。
2型は1型に比べてコントロールしにくく、うつ状態を再発しやすいといわれています。どちらもなるべく早く治療を開始することが大切とされています。
2001年のあの緊急入院は・・・!?
2001年に身体的疲労および神経衰弱で緊急入院したのを覚えていますか?
注目を集めたマライアさんでしたが、インタビューで当時を振り返り、「信じたくなかった。最近まで否定し続けていたし、誰かに暴かれるかもしれないという恐れが常にあり、孤独だった。心理的負担があまりに重く、これ以上、隠し続けるのは無理だった」と告白したのです・・・。
本当に辛かったのでしょうね。
当初は重度の不眠症だと思い込んでいたそうで「働きづくめで、眠れない日々が続いていた。寂しくて、悲しくて、自分のキャリアのために必要なことをしていないという罪悪感さえあった」と話しています・・・。
2016年には婚約が破綻・・・。波乱万丈の人生。
2016年、オーストラリア人富豪実業家との婚約が破綻しました。
その後、大晦日のイベント演奏も大失敗に終わり、長年のマネージャーとも決別したのです・・・。
人生で最も困難だったという数年を乗り越えた今、ついに精神科のカウンセリングを受けるに至ったそうです。
現在は薬を服用し、病気にうまく対応できるようになったというマライアさんは、「適度なバランスを見つけることが、一番大事。今は本当によい状況です。病気で自分を定義づけられる必要はないし、病気にコントロールされることも拒否します」と話しています。
精神疾患はとても辛い・・・。筆者も理解できる。
みなさんにとったら、どうでもいい話かもしれませんが、実は私も精神疾患を患っています。
薬を飲み始めて10年以上は経過しますが、最初は薬に抵抗がありました。
しかし、一度薬を辞めた時、再発したのです・・・。
この時はかなり酷い状態でした。
今では気持ちを切り替えて、一生薬と付き合うつもりで今の病気に向かい合っています。
マライアさんも、相当辛かったと思います。