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船員の勤務体系や休暇【船乗り】

皆さんは船員と聞いてどんなことを想像しますか?

 

船乗りは船と共に移動し仕事をしながら生活をします。そんな勤務体系ですが一度乗船するととにかく長いです。

 

つまり休暇がなく次の交代乗組員がくるまで永遠と船に乗り続ける訳です。

 

私の場合ですが過去最長で7ケ月連続勤務というのがありました。つまり24時間船に拘束されながら7ケ月連続で休暇なく船に乗るんです。

 

そうかと言えば休暇も長く7ケ月連続で乗船した場合はだいたい2ケ月くらいの休暇があります。

 

これが船乗り最大の魅力でもあります。この間は仕事からは解放され好き放題出来る時間でもあります。

 

私もこの長期休暇を利用してたくさんの旅行に行ったり色々な経験をしました。

 

バイクで北海道を何日もかけて旅行したり海外で何十日もダイビングをしたりする生活は船員でなければできません。

 

乗船期間は長いですが勤務中の日常の生活は普通のサラリーマンと変わりません。

 

乗船中はワッチという見張りを時間を区切って行います。

 

00時から04時までと12時から16時まで

04時から08時までと16時から20時まで

08時から12時までと20時から24時まで

 

3交代で船を動かします。

 

船にはそれぞれ専門の担当者が乗船しています。

 

船を操縦するのは航海士の仕事になります。

 

何万馬力ものエンジンを動かしたり電気を作るのは機関士の仕事です。

 

入出港の書類を作るのは事務部。

 

無線を使って会社や関係機関とやり取りをするのは無線部です。

 

食事を作るのは司厨部になります。

 

現在の船では兼任も多くこのようなはいきませんが理想はこのようになります。

 

乗船中の部屋ですが現在は個人が基本になります。

 

風呂やトイレは共同の場合が多いですが中には若い乗組員の部屋にもバスト・トイレ付という船もあります。

 

乗船中の食事は一切無料です。船の金曜日はカレーという都市伝説はありますがそれは自衛隊だけの話しであり一般の商船には当てはまりません。

 

しかし要所要所で出てくるカレーを待ちわびているという感覚につきましては都市伝説も嘘ではないて思います。

 

そして肝心の給与ですが決して悪くするとない数字でははあります。

 

私が学生の頃は船乗りは陸上サラリーマンの3倍近い給与をもらっていました。

 

今では陸上サラリーマンの1.5倍程度ですがそれでも悪くない数字だとは思います。

 

私が船乗りになったころ年収は500万程度でした。

 

今は800万程度です。

 

大手外国航路の乗組員なら数千万円はもらっていても不思議ではありません。

 

私は資格はありますが7ケ月乗船が精神的につらくお金より休暇を大切にする会社に転職してしまいました。

 

ですので年間120日前後の休暇が確保出来る代わりに船乗りとしては給与がややすくないのです。

 

船には色々な勤務体系の船があります。

私が当初乗っていたのは7ケ月連続勤務して2ケ月休み。

今は2ケ月連続勤務で10日前後休みの小分け。

また船によっては20日前後連続勤務をして10日前後休みを取る場合もあります。

いずれにせよしっかりと休み取るという風潮は業界全体に染みわたっているようです。

 

というのも船乗りの楽しみは休暇だけなんです。人不足の激しい業界ですなら常にどこかで欠員状態ではあります、

 

そんな中もし休みが少なくブラック体質といった噂が出回ったら人を集めることができにくくなってしまいます。

 

お金はすぐに貯めることが出来る業界というこては間違いありません。

 

乗船中はつかいたくても全く使えないので嫌でも通帳にお金が貯まります。

 

私が入社した時の5つ年上の教育係は乗船中にお金を凄い貯め手アパートを買いました。

 

雑誌やネットで出ているアパート経営を身の回りの人間が普通にやって入りは業界ではあります。

 

長い休暇やたくさんのお金が欲しい方にはたまらない職場だとは思います。