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イギリスがEU離脱までに行き着くことになった過程・離脱に伴うヨーロッパ情勢の変化について

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【はじめに】

 

EUは、1993年11月1日のマーストリヒト条約の発効によって、誕生しました。

同じ地域における国際的な協調体制を作り出したこの出来事は、当時の国際社会においても話題になりました。

 

そんなEUには、現在では28ヶ国の国々が加盟しています。

ヨーロッパの中でも特に、西欧諸国の加盟国が多い傾向にあります。

 

【イギリスによるEU離脱

 

1993年から続いてきたEUにおいて、1つ大きな出来事が最近起こりました。

それが、イギリスによるEU離脱です。

 

これにより、現在加盟している28ヶ国から、加盟国数が27ヶ国に減少すると言われています。

また、イギリスの離脱はEUにとって大きな影響を受ける出来事であるとも言われています。

今回は、そんなイギリスによるEU離脱までの過程と、その影響に関して紹介します。

 

【なぜイギリスはEUを離脱するのか?】

 

イギリスでは、2016年にEUの離脱の賛否を問う国民投票が行われました。

この当時、多くのメディアがEU離脱は、反対される結末を迎えるだろうと予想していました。

 

しかし、多くのメディアが予想していたこととは反対の出来事が起こりました。

結果的には、僅差ではありましたが、EU離脱に賛成する人々の方が多く、国民投票によって正式にEU離脱をイギリスが行うことが決定しました。

 

【実は僅差であった国民投票の結果】

 

この時に賛成した人々は、51%。

反対した人々は、49%であったと言われています。

この一連の出来事を踏まえて、当時イギリスの首相を担当していたデビット・キャメロン首相は辞任しました。

 

では、なぜイギリスの国民は、EU離脱を望んだのでしょうか?

それには、その当時の国際政治が密接に関連していたのです。

 

【イギリスを悩ませた難民問題】

 

2016年には、IS(イスラム国)が、シリアを中心にして中東諸国で猛威を振るっていました。

この影響を受けて、シリアは壊滅状態に陥って、多くの人々が難民となり他国へ逃げ惑うことになりました。

 

そして、この難民問題で大きな影響を受けたのが、ヨーロッパ諸国でした。

トルコを経由して西欧諸国に多くの難民が押し寄せることになりました。

さらに、難民が多く訪れるようになってから、ヨーロッパでテロが頻発するようになりました。

 

この一連の出来事を通して、ヨーロッパ諸国は難民の受け入れに対して否定的な考え方を持つようになりました。

唯一、難民受け入れに好意的な姿勢を示していたのは、ドイツぐらいでした。

 

イギリスも、難民受け入れに対しては否定的な考え方を持っていました。

EUはで人・物・資本・サービスという「4つの移動の自由」を原則に掲げています。

そのこともあって、EUに加盟し続けていると、国際協調を迫られて難民を受け入れる必要性が出てくるのではないかと考えるようになりました。

 

イギリスは、何よりも自国の人々が難民が原因の1つとなって危機にさらされることを好んでいませんでした。

このようなこともあって、最終的に国際協調を迫るEUから離脱することを決断したのです。

 

【イギリスのEU離脱に伴う影響とは?】

現在、イギリスはテリーザ・メイ首相が中心となってEU離脱の交渉を行っています。

その交渉期間の目処は、2年間程度であると言われています。

 

そして、現在着々とEU離脱の手続きが進んでいます。

 

その中で、最近問題となっていることは国境に関する問題です。

現在、北アイルランドアイルランドとの間では、出入国管理が行われるような明確な国境線がありません。

しかし、イギリスのEU離脱に伴い、その国境線をどうするかが問題となっていました。

 

そして、その問題は最終的には、これまでと同じように明確な国境線を引くことなく終わりを迎えることになりそうです。

これによって、北アイルランドとイギリスの憲法上と経済上の一体性は保たれることになりそうです。

 

【イギリスのEU離脱によってこれからどうなるのか?】

イギリスがEU離脱を決行することによって、EUは大きな打撃を受けることになります。

なぜなら、イギリスは、ドイツ・フランスなどと同じように経済大国の一国であるからです。

EU加盟国の中でも、経済大国であったイギリスが離脱することによって、EU全体としての力は衰退することになります。

 

同時に、イギリスはEU離脱によって、これまでよりも自由に国際社会に意見を主張することも可能になります。

また、イギリスの考えのみで行動を起こすこともできるので、これまでよりもスピード感に優れた国際政治を展開することが可能になるのです。

 

さらに、難民問題に関しても、否定的な姿勢を貫きやすくなります。

このように、自国のことだけを考える保護主義を取り入れようとしている国が、近年では増えてきています。

 

その典型例がアメリカです。

アメリカは、トランプ大統領が就任して以降、アメリカン・ファーストを掲げるようになりました。

 

このような、自国第一主義を貫く国家が増えてくると、国際社会の協調性が失われることは確実でしょう。

 

【まとめ】

いかがでしたでしょうか?

イギリスのEU離脱は、決して賛成多数で決行されたのではなく、僅差によるものでした。

 

しかし、その僅差がこれからの国際情勢に強く影響を与えることは間違いなさそうです。