たのしす〜楽しさでつながるブログ〜

「私」が感じたこと、「あなた」に伝えます

医療従事者が、入院患者に提供する医療サービスは、家族の介入により大きく違ってくる

 

【はじめに】


私は看護師として、10年間病院勤務をしています。私は、今までに3つの病院を経験してきました。もっぱら、私は病棟勤務なため、多くの入院患者を見てきました。私がここで言いたい事は「病院だから安心して治療をしてもらっている」と考えてはいけないことです。病院は、多くの精密機械や劇薬を使います。問題なのはそれを扱うのが「人」ということです。

【医療事故の現状】


昨今、多くの医療事故がニュースで流れています。しかし、テレビで流れるような医療事故はごく一部です。確かに、生命の関わる事故ならばニュースで報道され、騒ぎになります。しかし、実際は小さい事故など日常茶飯事に起こっている現状があります。

【事故の種類】


どんなことが医療現場で起こっているか?
例えば、
「患者に間違えて、違う内服を飲ませる」「指示された点滴を間違える」「うっかりベッド柵を忘れて患者を転ばせてしまう」「患者を送迎中にぶつけてしまい、皮膚を傷つけてしまう」「同意書をもらわず、検査をしてしまう」
ここでは書ききれないほど、いろいろな状況で事故が起こっています。

【家族が知らない】


私は、3つの病院を経験していますが、どの病院も大小、すべての事故を家族へ説明していません。頭がしっかりしている患者であれば、説明をしてお詫びをすることもあります。しかし、認知症があったり、意識がない患者には、必ずしも同じ対応をとりません。例えば、違う患者の薬を誤って飲ませてしまっても、症状に変化がなければ、あえて家族に説明をしません。

【患者の受けるサービスは平等か?】


私は、どのような患者であっても、平等にサービスを提供する必要があると考えています。たとえ、その患者が有名人だろうと、犯罪者だろうと病気や怪我で入院してしまえば、同じようにサービスを提供する必要があると思います。
しかし、医療の現場はちがいます。まず、患者自身に家族がいるかいないかで対応が違います。そして、その家族が親身なって頻回に面会に来たり、介入してくる患者に対しては、使う薬や点滴だったり対応が違います。一方、生活保護の患者で、家族もいず、意識の状態が悪く、しゃべれない患者であれば、必要最低限の医療提供で留まります。

【質の高い医療サービスを受けるには】


私は、家族の介入が絶対的に必要だと思います。入院する方が、自分の意見をスタッフに話すことができれば良いのですが、それが出来ない場合は家族が本人の代弁をする必要があります。家族がある程度の期間で面会に行き、「今の治療方針はどうなっているのか」「今の病状はどうか」「よくなっているのか」「悪くなっているのか」看護師や先生に聞くことで「ここの家族は一生懸命だ」と伝わる事で、質の高い医療サービスが受けれる傾向があります。