たのしす〜楽しさでつながるブログ〜

「私」が感じたこと、「あなた」に伝えます

これって詐欺?貰えるものならもらいたい、30万円をどうしてもあげたい人とのやり取り

私は地方に住む、ごくごく普通の専業主婦です。子供も2人いて、毎日それなりにバタバタと忙しく生活しています。しかし、いざ急にふと自由な時間ができた時、何をしたら良いかわからなくなりました。忙しい毎日に忙殺され、自分という自我をいつの間にか殺していたのかもしれません。自分が何をしたいのかも分からなくなった瞬間、ちょっと言葉にならないような虚しさがこみ上げてきたものです。そんな時、ふと目にしたスマホの画面に、「楽して稼げる方法」みたいな怪しい文字が目に飛び込んできました。そんなバカな話はない。「明らかに詐欺でしょう。こんなのに引っかかる人っているのかな?どんな人かな?」などど開きながらも、天性の好奇心の扉がどど~んと開いてしまったのです。

 


■好奇心旺盛すぎてやってみたい気持ちが止まらない
それから、毎日バタバタと忙しい日々がまた訪れました。しかし、私はどこかでずっとあのスマホで見たあの怪しいコメントが忘れられずにいました。
「僕はあることでとても悩んでいます。悩みを打ち明ける相手もおらず悶々とした日々を過ごしています。どうかそんな僕の悩みを聞いてもらえませんか?もちろん、ただで聞いてもらうなんてことは考えていません。お礼は30万円を考えています。」というような内容の相談相手の募集でした。
「そんなばかな。」思わず口から独り言をこぼし、こんなあからさまな詐欺内容の掲示板をネットに堂々と載せるなんて、一体どんな奴なんだろうと興味が湧きました。
私の生まれ持った好奇心の扉がどか~んと開いた瞬間でした。


■とりあえずメールしてみた
そんなこんなで私はメールしてみました。「私は35歳の専業主婦です。あなたのお悩み聞きますよ。」と、我ながらメールを送った後は何をしているんだろうと呆れてしまいました。
メールはその怪しげなサイト内でのメールのやり取りなのですが、男性(らしい)がすぐさま私にメールしてきました。(おっ!早速カモが引っかかったとでも思ったのでしょう。)


■男(詐欺師)とのメールのやり取りが始まる
男「僕はある悩みを抱えています。一緒にどうしたら良いか考えていただいて、アドバイスをいただけませんか?もちろんお礼は致します。」
私「いいですよ。私で良ければ是非。」
男「では、さっそくですが、僕は会社の同僚であり、また親しい友人であるAさんからお金を貸して欲しいと頼まれていて困っています。僕はAさんに貸すだけのお金はあるので貸せないわけではないのですが、実は前にもAさんには数百万円程貸していて戻ってきていません。まぁ、友達なので初めから返してもらおうという気はなく、あげる覚悟で貸したので返してもらうもらわないはどうでもいいのですが。問題は、Aさんの家族です。Aさんは数年前に結婚して子供もいるのですが、結婚生活がうまくいっておらずあまり家に帰ってもいないようです。そういう状況なので、僕が私が貸したお金を何に使うのか?と問い詰めたところ、Aさんの愛人にマンションを買い与えて、いずれ2人で一緒に住むつもりだと言うのです。」
私「そうですかぁ、私ならそういう事情なら貸さないと思いますが」
男「そうなんですよね、僕もそれを考えました。しかし、以前Aさんには大分助けられているんですよ。だから断れなくて。」
私「う~ん、難しいですね。ただ、事情が事情ですからね。」
男「はい。そうなんです。事情が事情なんで、僕も悩んでいるんです。」
私「そうですかぁ~」
男「Aさんの奥さんを知っているだけになんだか心が苦しくて。」
私「そうですね。だけど、悩んでいるっていう事はやっぱりAさんに貸してあげたいと思っているような感じを受けますけどね。」
男「は、はい。Aさんは私の恩人ですから、なかなか断れないし、どんな状況でも助けてあげたいなぁと思っています。」
私「じゃあ、答えは出ているじゃないですか。」
男「そうですねぇ。」
私「ただ、貸したお金は1円も返ってこないと思いますけど、それでも良いならあげる覚悟で貸したらいいんじゃないですか?」
男「はい。初めから返してもらう気はないので。そうですね。」
私「じゃあ、解決しましたね。」
男「はい、なんかスッキリしました!本当に長々と聞いていただきありがとうございました!」
というメールのやり取りで、いともあっさり男の悩みはすっきりしたようです(笑)
でも、不思議なことにこんなアホらしいメールのやり取りにも関わらず、「この男は本当に困っていて、私に本当に謝礼金をくれるつもりではないのか?」と思ってきてしまったのです。


■カモになりかけた私
その後、悩みがすっきりしたという男からお礼としてどうしてもどうしても30万円を差し上げたいというメールが何度も来ました。で、もちろん何回か断ったのですが、「もらえるものならもらったろか?」というような、私の中の卑しい欲がむくむくと膨れ上がってきたのです。
「では、遠慮なく頂きます。どうやったら受け取れますか?」


■お金の受け取り方法とは
男「口座に振込ませて頂きますので、口座番号や名前を教えてください。」
私「いえ、ちょっと口座情報は教えられません。」ちょっと恐怖を感じてきました。
男「でも、どうしてもお礼がしたいのです。教えて口座が無理なら直接お渡ししたいのですがいかがいたしましょうか?」
私「えっ、それならいいですよ。受け渡し日時や場所はどうしましょうか?」なんてバカなことを答えた私
男「じゃあ、11月10日に○○前に14時はいかがですか?」
実はその時のメールの肝心な場所が文字化けしていました。
私「えっ?場所が文字化けしてますけど?」
男「あれ????おかしいなぁ。本当ですね。ちょっと事務局に問い合わせてみます。」
私「はい。」素直に騙されている私


■この詐欺の魂胆
それから男から事務局に問い合わせた結果、これ以上のメールのやり取りをするには5000円を支払ってメールをするためのポイントを購入しなくてはならないという内容の返事がきました。そこで、私はあやうくハメられそうになった詐欺の魂胆に気づいたのです。
結局、お金を受け取る為には、メールをやり取りする分のポイントを購入しなくてはいけないというシステムらしいのです。そのメールを1通送る為のポイントがとても高かった!気づけば、ウン十万のポイントを支払わなくてはいけないという、いわゆるデート商法みたいな感じだということに気づいたのです。


■詐欺に気づいた私の行動
詐欺に気づいてから、私は何度も謝礼金の受け取りを拒否しました。そして、「詐欺でしょ?」と問い詰めたのです。男は、何度も「詐欺ではありません。私はどうしても差し上げたかったのに残念です。」を繰り返した後、私がしつこく「詐欺」と問い詰めるもんだからさすがに嫌気がさしたようにそれ以上の返答はありませんでした。


■詐欺ってひっかかりやすいかも
よく誰がこんなあからさまな手に引っかかるんだろう?というような事件を耳にしますが、当事者の立場になると、意外と信じてしまうものです。きっと、人間の人を信じるという心がそうさせてしまうのでしょう。しかし、美味しい話には絶対に裏があります。みなさん、気を付けてくださいね!